2016年6月1日
4月14日以来、九州は熊本県を中心に大規模な地震にみまわれています。被災された方々とそのご家族に 対しまして心よりお見舞い申し上げます。
すでにML等でお知らせしました通り、2016年大会は、一橋大学にて9月10日(土)・11日(日)に開
催いたします。
大会第一日目には、シンポジウム1とラウンドテーブルを行います。シンポジウム1は、開催校一橋
大学のジェンダー社会科学研究センター(CGraSS)設立10周年記念行事を兼ねた企画として、ジェンダー 研究所/センターを有する四大学より登壇者をお招きし、研究所/センター設置による到達点を確認しつ つ、現状の問題点を共有し、今後のヴィジョンについて話しあう予定です。なお、このシンポジウム1は 一橋大学ジェンダー社会科学研究センター(CGraSS)との共催になっておりますため、開催にあたり大学 の助成を得ています。ラウンドテーブルは「テーマ別セッション」「論文フォーラム」「書評セッション」 の企画を公募いたします。夜は会場のマーキュリータワー最上階ホールでの懇親会にて、会員間の親睦を 深めましょう。
二日目午前は「個人発表」です。会員の皆さまの研究を知りうる年に一度の貴重な機会ですので、奮って
ご応募ください。午後は総会ののち、シンポジウム2としてDV被害者支援や女性支援に関連する企画を 準備しています。どうぞご期待ください。
この「第2報」では各プログラムについて、またラウンドテーブルと個人発表の申し込み方法、申し込
み書式についてお知らせします。 2016年大会実行委員長 佐藤文香 1. タイムテーブル9月10日(土)9月11日(日)2. 参加費・懇親会費(大会当日受付にてお支払いください)
(シンポジウム1のみの参加は無料 シンポジウム2のみの参加は資料代500円となります)
3. ラウンドテーブル発表申し込み 担当:上村協子
ラウンドテーブルの企画を募集いたします。この企画の趣旨は、同じ問題意識を持った者が集ってテーブルを囲み、自由に議論をおこなうというものです。企画者は参加者に議論を投げかけ、討論を促します。2時間の枠を用いて、時間配分を含め自由に議論をおこなってください。例を以下に記しますが、ラウンドテーブルの具体的な進め方は、各企画者にお任せいたします。修論・博論フォーラムもラウンドテーブルの中に位置づけます。また、「書評セッション」としてご自身の著書に基づいた企画も歓迎します。
(例1)話題提供者・司会等を設定して、議論を進める。
(例2)「論文フォーラム」「書評セッション」を開催する。具体的には、修士論文・博士論文、著書に基づいた研究成果を発表し、コメンテーターからの報告を受けるとともに、参加者とやりとりをする。
「ラウンドテーブル」申し込み
開催を希望する方は、「『ラウンドテーブル』申し込み」、「『ラウンドテーブル』要旨集原稿について」をお読みいただき、必要事項をご記入の上、期限までに申し込んでください(2016年6月30日締め切り)。できる限り希望に添う予定ですが、企画数が多いなどの理由で開催できない場合があります。7月初旬に企画開催の可否を連絡します。
(1)申し込み方法
下記の項目をお書きの上、メールで締め切り期限までにお申し込みください。
*コメンテーターを希望する場合には、同封した2016年会員名簿より選んで記入してください(3名まで)。事務局の方でコメンテーターを調整します。ただし希望を確約できるものではありません。あらかじめご了承ください。 上記枠内をご記入の上締め切り期限までにお申し込みください。
(2)申し込み締め切り期限
2016年6月30日(木)厳守
(3)申し込み先(メールアドレス)(4)申し込み条件
申し込み締め切り期日(2016年6月30日)までに会員の方には年会費のお支払、非会員の方には入会手続き(入会申し込み、入会金・年会費のお支払)を済ませていただくことが条件となっております。よろしくお願いいたします。
(5)配布物:
配布物:レジュメ等の配布物は企画者でご用意ください(20部以上)。
(6)プロジェクター使用について
プロジェクターを使用される方は、9月10日(土)15:30までに、大会事務局が準備したノートパソコンに発表資料のファイルを保存してください。なお、会場ではOSをWindowsとするパソコンを用意しますので、PowerPoint2010に対応できる形でご準備下さい。これに対応できないデータをお持ちの方は各自で機材をご準備ください。プロジェクターとの接続端子はD-SUB15ピンです。
「ラウンドテーブル」要旨集原稿について
7月初旬に企画開催の可否を通知します。開催が決定したら「ラウンドテーブル」要旨集原稿を送付してください。下記の形式に沿って、必ず期限までに送付してください。なお、ご提出していただいた原稿はそのまま要旨集に印刷いたしますので、誤字脱字などにはご注意ください。
(1)原稿枚数
A4用紙1枚
(2)記入内容・書式
(3)提出形態
PDFファイル
(4)提出期限
2016年7月31日(日)厳守
(5)提出先
メールアドレス:uemuraアットマークkasei-gakuin.ac.jp
原稿を受理しましたら、一週間以内に担当(上村)が上記のアドレスからその旨を返信いたします。もし返信がないようでしたらご連絡ください。
4. 個人発表の申し込み 担当:鵜沢由美子・村上郷子
大会2日目(2016年9月11日9:30~12:30)におこなわれます個人発表を希望される方は、下記「『個人発表』申し込み」及び「『個人発表』要旨集原稿について」をお読みいただき、締め切り期限(申し込み:6月30日(木)、要旨集原稿提出:7月31日(日))までにご連絡・ご提出ください。多くの皆様のお申し込みをお待ちいたしております。
「個人発表」申し込み(1)申し込み方法
下記の項目をお書きの上、メールで締め切り期限までにお申し込みください。
氏名:
所属: 連絡先住所: 電話番号: FAX 番号: メールアドレス: 発表題目: 使用機器:プロジェクターを 使用する/使用しない。 (2)申し込み締め切り期限
2016年6月30日(木)厳守
(3)申し込み先(メールアドレス)(4)申し込み条件
申し込み締め切り期日(2016年6月30日) までに会員の方には年会費のお支払、非会員の方には入会手続き(入会申し込み、入会金・年会費のお支払)を済ませていただくことが条件となっております。よろしくお願いいたします。
(5)発表時間
(6)配布物
配布物:レジュメ等の配布物は各自でご用意ください(20部以上)。
(7)プロジェクター使用について
プロジェクターを使用される方は、発表当日8:30~9:15までの間に、大会事務局が準備したノートパソコンに発表資料のファイルを保存してください。なお、会場ではOSをWindowsとするパソコンを用意しますので、PowerPoint2010に対応できる形でご準備下さい。これに対応できないデータをお持ちの方は各自で機材をご準備ください。プロジェクターとの接続端子はD-SUB15ピンです。
(8)その他
「個人発表」要旨集原稿について
要旨集原稿は下記の形式に従ってご作成のうえ、必ず締め切り期日までにご提出ください。なお、ご提出いただいた原稿はそのまま印刷いたしますので、誤字脱字などにはご注意ください。
(1)原稿枚数
A4用紙(横書き)1枚
(2)記入内容・書式
(別添のテンプレート・ファイルをご使用ください。学会ウェブサイトからもダウンロードできます。)
(3)提出形態
PDFファイル(PDFにできない場合は大会実行委員会へご相談ください)
(4)提出期限
2016年7月31日(日)厳守
(5)提出先 メールアドレス
原稿を受理しましたら、一週間以内に担当(鵜沢・村上)が上記のアドレスからその旨を返信いたします。もし返信がないようでしたらご連絡ください。
5. シンポジウム1
担当:柘植あづみ・佐藤文香
シンポジウム1: 「大学におけるジェンダー研究センターの来し方・行く末を考える」(CGraSS創設10周年記念を兼ねたシンポジウム)
日時: 2016年9月10日(土)12:30~15:30 場所: 一橋大学東キャンパス マーキュリータワー7階 会議室 趣旨
日本の大学で女性学が初めて大学の授業として開講されたのは1974年、以来40年近くが経過しました。この間、1980年代後半からは女性学研究所/センターの創設が相次ぎ、90年代後半になるとジェンダー研究所/センターの創設が続き、大学における制度化も進んできたところです。研究所/センターの設立はどのような経緯で求められ、何を達成し、どのような問題を抱えてきたのでしょうか?
本シンポジウムでは、以下の4大学より4名の報告者をお招きします。開催校一橋大学からは2007年にジェンダー社会科学研究センター(CGraSS)を設立した時の共同代表であった貴堂嘉之さん、1975年女性文化資料館・1986女性文化研究センター・1996年ジェンダー研究センターを前身とするお茶の水女子大学ジェンダー研究所(IGS)からは前センター長であった足立眞理子さん、セクシュアリティ研究に強い研究所として2004年に出発した国際基督教大学ジェンダー研究所から現センター長の生駒夏美さん、そして、2015年にフェミニストの看板を掲げたセンターを創設された同志社大学フェミニスト・ジェンダー・セクシュアリティ研究センター(FGSS)から秋林こずえさん。いずれも研究所/センターの運営に深く携わってこられた方々を登壇者にお招きすることで、大学におけるジェンダー研究所/センターのこれまでの課題と対処策について具体的に検討しながら、将来への課題と展望を話しあいたいと思います。
プログラム
司会 柘植あづみ(明治学院大学)
登壇者
一橋大学ジェンダー社会科学研究センター(CGraSS) 貴堂嘉之さん
お茶の水女子大学ジェンダー研究所(IGS) 足立眞理子さん 国際基督教大学ジェンダー研究センター(CGS) 生駒夏美さん 同志社大学フェミニスト・ジェンダー・セクシュアリティ研究センター(FGSS) 秋林こずえさん 6. シンポジウム2
担当:小川真理子・大槻奈巳
シンポジウム2「制度のはざまにいるDV被害女性への支援について」
日時:2016年9月11日(日)14:00~17:00 場所:一橋大学東キャンパス マーキュリータワー7階 会議室 資料代:500円(参加費をお支払いいただいた方は無料です) 趣旨
DV防止法が2001年に施行されてから十余年が過ぎました。同法は、民間女性NGOはじめ多くの女性たちの力が結集して成立し、その後3度の改正が行なわれています。同法改正過程にも現場で支援に携わる女性たちが参入しDV被害当事者の声を届けてきましたが、現行DV被害者支援制度は総合的な制度の未確立など未だに課題が残されています。
本シンポジウムでは、DV被害者支援制度の現状と課題を通して、制度の狭間に置かれ、制度から排除されている女性たち――若年女性、外国籍女性、障がいのある女性、性暴力被害をうけた女性など――に焦点をあて、彼女たちの困難な状況を把握し、女性支援のためにどのような制度設計が必要なのかについて諸外国の事例を参照しつつ、3名の報告者をお招きし議論します。
DVの総合的研究の先駆けと位置づけられるDV防止法研究を行なってきた戒能民江さん、国会議員としてDV防止法の立法に尽力され、その後も厚生労働大臣として女性、子どもの政策を立案・実現されてきた小宮山洋子さん、2012年に結成されたアジア女性シェルターネットワーク(Asian Network of Women's Shelters)の調査研究チームとして、包括的なDV対策を行っている台湾と民間団体が積極的に活動を展開しているマレーシアの調査を行なってきた北仲千里さんをお招きして、日本のDV被害者支援、女性支援の方途を考えてまいりたいと思います。
プログラム
司会 小川真理子(日本学術振興会特別研究員(PD)、大妻女子大学)
登壇者
お茶の水女子大学名誉教授 戒能民江さん
元厚生労働大臣、ジャーナリスト 小宮山洋子さん 広島大学准教授 北仲千里さん 7. 今後の予定
ラウンドテーブルと個人発表要旨用のテンプレートは、近日中に大会ウェブサイトと公式ブログの両方からダウンロードできるようになります。
7月下旬頃に確定プログラムを発送し、学会ウェブサイトにも大会の内容を掲載する予定です。
http://www.isgsjapan.org/program/program_2016.htmlでご確認ください。大会参加の申し込みは今年もWeb上で8月初め頃より受付を行う予定です。Web申し込み開始等は、MLにてお知らせします。 8. その他(1)宿泊
実行委員会では宿泊施設の斡旋は行いません。ホテル等は各自ご予約ください。
(2)託児
ご予約により一橋大内で託児の準備をします。お一人当たり半日1,000円程度のご負担をいただきます。詳しくは太田(miyuki.ohtaアットマークr.hit-u.ac.jp)までお問い合わせください。定員になり次第締め切らせていただきますのでお早めのご連絡をお願いします。
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2016/06/19
国際ジェンダー学会2016年大会ご案内 第2報
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