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このサイトでは、国際ジェンダー学会に関する情報を配信しています。年次大会情報なども随時アップロードいたします。会員ウェブサイト情報などは右写真下にありますのでご覧ください。学会公式ウェブサイトと合わせてご利用ください。

2018/06/01

国際ジェンダー学会2018年大会のご案内 第2報


青葉の眩い初夏の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。
すでにML等でお知らせしました通り、2018年大会は、聖心女子大学にて9月1日(土)・2日(日)に開催いたします。
大会第一日目は、午前中に特別ラウンドテーブル、午後にシンポジウム1とラウンドテーブルを行います。特別ラウンドテーブルでは初代代表幹事岩男寿美子さんを追悼しつつ国際ジェンダー学会の40周年を振り返ります。シンポジウム1は40周年記念シンポジウムとして「人間の安全保障とジェンダー研究のこれから」(仮)のテーマで行います。人間の安全保障とジェンダー平等の今後の見通しを考える基調講演、次に人間の安全保障という視点から国際ジェンダー学会の分科会活動のこれからを展望します。ラウンドテーブルは「テーマ別セッション」「論文フォーラム」「書評セッション」の企画を公募いたします。夜は4号館1階のcafé Jasminにて懇親会です。
二日目午前は「個人発表」です。奮ってご応募ください。午後は総会ののち、シンポジウム2として男性性を取り上げます。男性学/男性性研究の到達点を踏まえて,男性支配をめぐる社会変化や「社会変革の担い手としての男性」を視野にいれた今後の男性学/男性性研究の方向性について考えます。どうぞご期待ください。
なお、理事会を大会前日の831日(金)夕方から、評議員会は一日目の午前に、総会は二日目のお昼に行います。ご出席をよろしくお願いいたします。
この「第2報」では各プログラムについて、またラウンドテーブルと個人発表の申し込み方法、申し込み書式についてお知らせします。また「第2報」は大会ウェブサイト(http://www.isgsjapan.org/)にも掲載いたしま。ご活用ください。

2018年大会実行委員長 大槻 奈巳

1.タイムテーブル

8/31(金)
    18302000  理事会
9/1(土)
    9001000   評議員会
    1000            参加者受付開始
    10301200  特別ラウンドテーブル
    13001500  シンポジウム1
    15151715  ラウンドテーブル
    17451945  懇親会
9/2(日)
    900            参加者受付開始
    9301230  個人発表
    12401340  総会
    14001630  シンポジウム2

2.参加費・懇親会費(大会当日受付にてお支払いください)

大会参加費   会員3,000円 非会員3,500円 学生1,000
懇親会費    会員4,500円 非会員4,500円 学生2,000
(シンポジウム2のみの非会員の大会参加費は無料とします)

3.ラウンドテーブル発表申し込み
担当:谷岡理香・長安めぐみ
ラウンドテーブルの企画を募集いたします。この企画の趣旨は、同じ問題意識を持った者が集ってテーブルを囲み、自由に議論をおこなうというものです。企画者は参加者に議論を投げかけ、討論を促します。2時間の枠を用いて、時間配分を含め自由に議論をおこなってください。例を以下に記しますが、ラウンドテーブルの具体的な進め方は、各企画者にお任せいたします。修論・博論フォーラムもラウンドテーブルの中に位置づけます。また、「書評セッション」としてご自身の著書に基づいた企画も歓迎します。
(例1)話題提供者・司会等を設定して、議論を進める。
(例2)「論文フォーラム」「書評セッション」を開催する。具体的には、修士論文・博士論文、著書に基づいた研究成果を発表し、コメンテーターからの報告を受けるとともに、参加者とやりとりをする。

●「ラウンドテーブル」申し込み
開催を希望する方は、「『ラウンドテーブル』申し込み」「『ラウンドテーブル』要旨集原稿について」をお読みいただき、必要事項をご記入の上、期限までに申し込んでください(2018630日締め切り)。なお、申し込みには、学会会員であること、今年度の会費が納入済みであることが必須です。

(1)申し込み方法
件名の冒頭に【ラウンドテーブル申込】と記し下記の項目をお書きの上、メールで締め切り期限までにお申し込みください。

テーマ:
企画者(所属):会員に限ります(司会・話題提供者、コメンテーターも同様)。
司会(所属):必要に応じて設定してください。
話題提供者(所属):必要に応じて設定してください。話題提供者数に制限は設けませんが、2時間という枠を考慮して設定してください。
企画趣旨:企画趣旨を最大200字以内で書いてください。「論文フォーラム」「書評セッション」の企画である場合は、その旨を明記してください。

「論文フォーラム」「書評セッション」でコメントを希望する会員名:
企画者連絡先住所:
企画者電話番号:
企画者メールアドレス:
使用機器:プロジェクターを使用する/しない
*コメンテーターを希望する場合には、会員名簿より選んで記入してください(3名まで)。事務局の方でコメンテーターを調整します。ただし、ご希望を確約できませんので、あらかじめご了承ください。
上記枠内をご記入の上締め切り期限までにお申し込みください。
(2)申し込み締め切り期限2018630日(土)厳守
(3)申し込み先(メールアドレス):谷岡(tanioka@tokai-u.jp
申し込みを受付しましたら、一週間以内に担当(谷岡)が上記のアドレスからその旨を返信いたします。もし返信がないようでしたらご連絡ください。
(4)申し込み条件
申し込み締め切り期日(2018630日)までに会員の方には年会費のお支払、非会員の方には入会手続き(入会申し込み、入会金・年会費のお支払)を済ませていただくことが条件となっております。なお、入会申込から入会手続きの完了までに2週間ほどかかりますので早めに手続きに入って頂きますよう、お願い申し上げます
(5)配布物:レジュメ等の配布物は企画者でご用意ください(20部以上)。
(6)プロジェクター使用について
プロジェクターを使用される方は、91日(土)1500までに、大会事務局が準備したノートパソコンに発表資料のファイルを保存してください。会場ではWindows7 Office2016のパソコンをご用意しますが、ご自身のパソコンを使用していただいても構いません。プロジェクターとの接続端子はD-SUB15ピンまたはHDMI端子が使用可能です。
※念のためデータをPDFでも保存しておくことをおすすめします。

●「ラウンドテーブル」要旨集原稿について
記入例のファイルを参照のうえ、テンプレートを上書きして原稿を作成してください。「ラウンドテーブル」要旨集原稿の形式は下記の通りです。テンプレートは学会ウエッブサイト(http://www.isgsjapan.org/)からダウンロードできます(近日中)。ご提出していただいた原稿はそのまま要旨集に印刷いたしますので、誤字脱字などにはご注意ください。

(1)原稿枚数 A4用紙1
(2)記入内容・書式
      企画題目            1行目:MS明朝太字、12ポイント、中央揃え)
      副題                       2行目:MS明朝太字、12ポイント、中央揃え)
      企画者名(所属)    4行目:MS明朝、12ポイント、左揃え)
      必要に応じ、司会(所属)、話題提供者(所属)などを記入してください。
      企画趣旨本文     MS明朝、10.5ポイント)
  本文に見出しをつける場合は、MS明朝太字、10.5ポイント
*余白 上下28mm 左右22mm    *ページ番号は入力しないでください。
3行目ならびに「企画趣旨本文」開始前の行は、空白行です。
(3)提出形態PDFファイル
(4)提出期限2018731日(火)厳守
(5)提出先:メールアドレス:谷岡(tanioka@tokai-u.jp
原稿を受理しましたら、一週間以内に担当(谷岡)が上記のアドレスからその旨を返信いたします。もし返信がないようでしたらご連絡ください。

「ラウンドテーブル」要旨集原稿イメージ



4.個人発表の申し込み
担当:菅野摂子・島直子
大会2日目(2018929:30~12:30)におこなわれます個人発表を希望される方は、下記「『個人発表』申し込み」及び「『個人発表』要旨集原稿について」をお読みいただき、締め切り期限(申し込み:630日(土)、要旨集原稿提出:731日(火))までにご連絡・ご提出ください。なお、申し込みには、学会会員であること、今年度の会費が納入済みであることが必須です。

●「個人発表」申し込み
(1)申し込み方法
件名の冒頭に【個人発表申込】と記し、 下記の項目をお書きの上、メールで締め切り期限までにお申し込みください。

氏名:
所属:
連絡先住所:
電話番号:
FAX番号:
メールアドレス:
発表題目:
使用機器:プロジェクターを 使用する/使用しない。

(2)申し込み締め切り期限2018630日(土)厳守
(3)申し込み先(メールアドレス):菅野(setsuko@fms.rikkyo.ne.jp
(4)申し込み条件
申し込み締め切り期日(2018630日) までに会員の方には年会費のお支払、非会員の方には入会手続き(入会申し込み、入会金・年会費のお支払)を済ませていただくことが条件となっております。なお、入会申込から入会手続きの完了までに2週間ほどかかりますので早めに手続きに入って頂きますよう、お願い申し上げます。
(5)発表時間
①発表時間(目安)は30分(発表20分・質疑応答10分)です。なお、報告者数によって時間配分が変更になる場合があります。
②すべての発表の後に全体討論(30分)を設けます。
(6)配布物:レジュメ等の配布物は各自でご用意ください(20部以上)。
(7)プロジェクター使用について
プロジェクターを使用される方は、92日(日)発表当日900915の間に、大会事務局が準備したノートパソコンに発表資料のファイルを保存してください。会場ではWindows7 Office2016のパソコンをご用意しますが、ご自身のパソコンを使用していただいても構いません。プロジェクターとの接続端子はD-SUB15ピンまたはHDMI端子が使用可能です。
※念のためデータをPDFでも保存しておくことをおすすめします。
(8)その他
①申し込みを受け付けましたら、一週間以内に担当(菅野・島)が上記のアドレスからその旨を返信いたします。もし返信がないようでしたらご連絡ください。
②「個人発表」申し込み=「大会参加申し込み」ではありません。学会ウェブサイトで大会参加登録を別途行ってください。

●「個人発表」要旨集原稿について
要旨集原稿は記入例のファイルを参照のうえ、テンプレートに上書きして作成し、必ず締め切り期日までにご提出ください。テンプレートは学会ウエッブサイト(http://www.isgsjapan.org/)からダウンロードできます(近日中)。提出原稿はそのまま印刷いたしますので、誤字脱字などにご注意ください。

(1)原稿枚数 A4用紙(横書き)1
(2)記入内容・書式
①発表題目                  1行目:MS明朝太字、12ポイント、中央揃え)
②副題                         2行目:MS明朝太字、12ポイント、中央揃え)
③発表者名(所属)    4行目:MS明朝、12ポイント、中央揃え)
④発表内容要旨本文    6行目以降:MS明朝、10.5ポイント)
本文に見出しをつける場合は、MS明朝太字、10.5ポイント
*余白 上下28mm 左右22mm
44(文字数)×33(行数)
*一段組み
3行目と5行目は空白行です。
*ページ番号は入力しないでください。

「個人発表」要旨集原稿イメージ


(3)提出形態PDFファイル(PDFにできない場合は大会実行委員会へご相談ください)
(4)提出期限2018731日(火)厳守
(5)提出先 メールアドレス:島(shima@nwec.jp
原稿を受理しましたら、一週間以内に担当(島・菅野)が上記のアドレスからその旨を返信いたします。もし返信がないようでしたらご連絡ください。

5.シンポジウム1 「人間の安全保障とジェンダー研究のこれから(仮題)」
40周年記念シンポジウム
日時:201891日(土)13001500
場所:聖心女子大学 3号館1 宮代ホール
趣旨:
グローバリゼーションが進み、ジェンダー課題は国境を越えてますます複雑化し、その解決を担うアクターも多様化しています。そんななか、ひとりひとりの人間に対して上からの保護と下からのエンパワーメントという手段で、「恐怖からの自由」「欠乏からの自由」「尊厳をもって生きる自由」を保障しようとする人間の安全保障とジェンダーについて、本学会の40周年記念のテーマとして取り組むことは、研究と実践の両面から非常に有意義だと考えます。
本シンポジウムのプレ企画として実施された2017年大会のシンポジウム1「人間の安全保障論をジェンダーの視点から問い直す」では、人間の安全保障にジェンダーの視点を積極的に加えることによって、諸課題の深い分析と解決に向けての実践の強化につなげるきっかけが得られました。また、201866日の昭和女子大学における国際ジェンダー学会40周年記念公開講演会では「人間の安全保障と市民社会ジェンダーの視点から過去を振り返り未来を見据える」としてSusan Pharr教授とThanh-Dam Truong博士にご講演いただき、さらに69日の日本学術会議ジェンダー研究分科会との共催シンポジウム「移民と人間の安全保障をジェンダー視点で考える」では、移民、移住、人身取引とジェンダーをキーワードにした議論を行います。
本シンポジウムは、これらのまとめとして、長期にわたり国際協力機構や国連機関でジェンダー平等の推進に携わられてきた本学会会員の田中由美子さん(城西国際大学)に人間の安全保障とジェンダー研究のこれからについて基調講演をお願いし、それに続いて、国際ジェンダー学会の各分科会がこれまでに研究対象としてきた事象を、人間の安全保障という概念に照らして振り返ります。そこから、人間の安全保障という視点から、今後重要になると思われるジェンダー研究・女性学・男性学の課題について議論します。

司 会:池田恵子(静岡大学)・柘植あづみ(明治学院大学)
登壇者:基調講演 田中由美子(城西国際大学)
開発・教育・現代生活学・メディア・労働の各分科会より話題提供

6.シンポジウム2 「男性学/男性性研究のゆくえ」

日時:201892日(日)14:0016:30
場所:聖心女子大学 3号館1 宮代ホール
趣旨:
これまでの男性学/男性性研究は、1)構造としての男性支配・優位、2)「男性もまた抑圧されている」という「ジェンダー」による抑圧性、3)男性性の複数性と男性間のヒエラルキーの説明という3つの軸で展開されてきました。本シンポジウムでは、こうした男性学/男性性研究の到達点を踏まえて、男性支配をめぐる社会変化や「社会変革の担い手としての男性」を視野にいれた今後の男性学/男性性研究の方向性について考えます。
登壇者の3名からは、男性を問題化する複眼的視点や、男性性の複数性のもとでの男性支配などを踏まえつつ、男子の社会化問題や男性運動の可能性について議論いただきます。フロアの皆さんとの議論をとおして、社会構造の受動的な担い手ではない男性の実践の可視化を試みたいと思います。

司 会:山根純佳(実践女子大学)
登壇者:多賀太(関西大学)、澁谷知美(東京経済大学)、川口遼(首都大学東京)
コメンテーター: 大倉韻(東京医科歯科大学)ほか1名を予定

7.今後の予定

ラウンドテーブルと個人発表要旨用のテンプレートは、大会ウェブサイト(http://www.isgsjapan.org/)からダウンロードできます(近日中)。
8月初旬ごろに確定プログラムを発送し、学会ウェブサイトにも大会の内容を掲載する予定です。ご確認ください。大会参加の申し込みは今年もWeb上で8月初旬ごろより受付を行う予定です。Web申し込み開始等は、MLにてお知らせします。

8.その他

(1)宿泊
実行委員会では宿泊施設の斡旋は行いません。ホテル等は各自ご予約ください。
(2)託児
ご予約により聖心女子大学内で託児の準備をします。お一人当たり半日1,000円程度のご負担をいた
だきます。詳しくは跡部千慧(atobe.chisato@shizuoka.ac.jp)までお問い合わせください。定員になり次第締め切らせていただきますのでお早めのご連絡をお願いします。

9.大会事務局

お問い合わせは下記までお願いいたします。

150-8938  渋谷区広尾431
聖心女子大学 大槻奈巳研究室
電話 03-3407-5496(直通)  03-3407-5702(学科事務室)  Fax 03-3407-5833 
e-mail otsuki@u-sacred-heart.ac.jp

国際ジェンダー学会ウェブサイトhttp://www.isgsjapan.org/